網様体賦活系を味方につける ④
こんにちは。ナビゲーターのugatsuです。
超自我に入っているルールの消去方法は、以前にお話をさせて頂いていますので、こちらをご覧ください。
記事ではステップを踏んで消去していく方法を説明していますが、究極的に言うと『行動を起こし、ルールが間違えていることが理解できる』と、超自我のルールは書き換えられる。
でも、超自我に行動を抑制するルールがあると、いきなり大きな行動を起こすのは難しいので、「最も小さな行動(ミニマムな行動)」を起こすのですね。
そして、行動を起こした後、その結果を検証する。
例えば…。
「自分は消極的で自己表現が下手」というルールが入っているなら、出勤した時、いつもより少しだけ大きな声で「おはよう」と言ってみる。
他にも、マンションのエレベーターで他の住人と一緒になったとき、「雨、よく降りますね」と声をかけてみる。
ここでポイントは、「絶対的にいい結果が出る場面」で行動を起こすこと。
職場で、少しだけ大きな声で「おはよう」と言っても、誰にも注意なんてされない。
逆に「元気がいいね」と肯定される可能性の方が高い。
密閉されたエレベーターの中で、同じマンションの住人に声をかけられて、無視をする人はいない(少なくても大阪では:笑)。
また、どこかで詳しくお話ししたいと思うのですが、超自我に入っているルールってのは、不完全な親に気に入られるために、自分(自我)で作ってしまった、「単なる思い込み」なんです。
そんなものに、人生の可能性を抑制されてしまうなんてつまらない!!!
だから、必要のないルールはどんどん消去していけばいいのです。
超自我のルールが少ないほど、精神的なストレスも減りますしね。
絶対的にいい結果が出る場面で行動を起こし、その結果を検証する。
さきほどの事例なら…。
「大きな声であいさつして褒められた」
⇒自己表現をしても誰も嫌がらないんだ…
「知らない人でも、私の声掛けに反応してくれた」
⇒知らない人に話しかけられるなんて、意外と積極的…
と言うように、行動の「結果」と、「感じたこと」を自分の中で検証する。
もちろん、思ったような結果(良い結果)が出なかった場合は、例えば、「挨拶を笑顔でやってみよう」といった「改善点」も考ええるようにしてください。
こうしていくと、どんどん願望実現のための行動を抑制している超自我の中のルールを消していくことができるのです。
そうなると、RAS(網様体賦活系)が取捨選択する情報が変わってくるんですね。
これに加え…。
「プロセスに注目」すると、RASは、更に強力に、あなたの味方になってくれるのですが、それは、 次回にお話をさせて頂きますね。