さくさく願望実現する魔法の知恵

潜在能力を引き出す潜在意識の活用術

エスには、どんな情報が入っているの???

こんにちは。ナビゲーターのugatsuです。

 

今回は、このエスについてのお話。

 

エスは、「~が欲しい」「~したい」といった、本能的欲求や衝動的欲求を司る心の領域。

 

「本能的欲求」とは、食欲、性欲、集団欲といった動物的な欲求や、幸せになりたい、愛されたい、認められたい、向上したい、損害を被りたくない、嫌われたくない…など、より良い人生にするために根源的に持っている欲求ですね。

 

じゃぁ、「衝動的欲求」は何かと言うと…。

 

ちょっと話は飛びますけど…。
「前意識」は、意識が受け入れがたい負の要素の強い記憶や感情、概念や情動があると、『抑圧』することで、せっせと無意識(潜在意識)の中に閉じ込めるのでしたよね。

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そうやって、潜在意識の中に閉じ込めたマイナスの情報が生み出すのが、「衝動的欲求」なのです。

 


つまり…。
エスの中は、2つの領域があって、「根源的な欲求(本能的欲求)」と、「負の情報から発生する欲求(衝動的欲求)」が、それぞれ入っているわけ。

 


衝動的欲求は、意識に悪影響を与えるようなマイナスの情報から生まれますが…。
マイナスだから、「いけない情報」なのかと言うと、実は、そうではないんですねぇ。


例えば…。
ある調査によると、成功者の多くは、コンプレックスを原動力にしているそうです。

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✓幼いころ貧乏で辛い思いをした…。
✓家庭環境が複雑で寂しい思いをした…。
✓容姿や勉強、運動などが劣っていると悔しい思いをした…。
✓引込み思案や優柔不断といった性格のために嫌な思いをした…。
✓不器用で、人と同じように努力しても、なかなか上達できず辛い思いをした

 

などなど、そういった負の記憶や感情、概念や情動などが、強い成功に対する欲求を生み出し、成功の過程にある多くの壁を乗り越えていくモチベーションになったんですね。

 

このように、衝動的欲求は、マイナスの情報から生み出されていますが、マイナスをだからと言って、それが悪い働きをするのかと言うとそうではない。

そこから生まれてくる欲求や衝動を、どう使うのか…によって、良い方向にも、悪い方向にも活用すことができるのです。


で…。
このエスに入っている情報と、超自我のバランスが崩れると…。
それが、潜在能力を引出せなくするボトルネックになってしまう。

ということで、次回は、超自我についてお話をさせて頂きたいと思っています。はい。