網様体賦活系を味方につける ②
こんにちは。ナビゲーターのugatsuです。
人間は五感を通して1秒間に40億ビットの情報を取り入れています。
で…。
その中で、意識で処理できるのは2,000ビットのみ。
どの情報を意識で処理していくのかと言う取捨選択をしているのがRASという脳のフィルターなんですね。
ちょっとイメージしてみてください…。
2000/4,000,000,000しか、意識化できない。
約分をしたら、1/2,000,000ですね。
2百万の中から集中的に…。
自分にとってマイナスの情報を主に取捨選択する人と…。
自分にとってプラスの情報を主に取捨選択する人では、まったく違う人生になるわけです。はい。
じゃぁ、RASが何を判断軸にして、
情報の取捨選択をしているのかと言うと…。
「自分に関係が有るか無いか」なんですね。
その代表例が、「興味」や「関心事」。
以前に友人2人と食事をしている時に、スポーツ用品の話になったのですが、両名とも、どこにスポーツショップがあり、どんな品ぞろえなのかをよく知っている。
2人とも、ランニングが趣味で関心を持っているので、街中を歩いていると、スポーツショップが自然と目に付くのです。
ワンちゃんが好きな人は、散歩をさせている人とすれ違うだけで、犬種やリードなどのグッズが目に留まる。これ、興味があるからですよね。
欲望を明確化したり、目標を持つことが重要な理由も、ここにあります。
欲望を明確化したり、目標を持ことで、願望実現や目標達成に関する情報が入ってくるようになる。すると、願望や目標が実現されやすくなりますよね。
人によっては、「これが、引き寄せが起こる真の理由だ!」と解説されています。
これ、間違いではないのですが、真実でもない。
と言うのは…。
願望や目標を明確化しても、その実現を否定するルールが超自我に入っていると、情報は入ってこないから。
つまり、否定するルールが入ってない人は、引き寄せができるけど否定するルールが入っている人は引き寄せができないのです。
例えば…。
最高クラスのレクサスに乗りたい…と言う欲望を明確化すれば、RASの働きによって、街中でレクサスが目につくようになります。
でも、最高クラスのレクサスに乗りたいという願望を明確化し、PCのデスクトップ画像をレクサスにし、写真や模型を飾り、毎日、レクサスに乗っている自分をイメージしても…。
「成功する(高収入を得る)には、特別な才能が必要」「自分は凡人」「人は分相応に生きるべき」というルールが超自我に入っていると、成功するための情報は入ってこない。
自分は成功に値する人間だ…となっていない人にとっては、「成功するための情報」は、「自分と関係が無い情報」なので、RASによって跳ね除けられるのです。
こうなると…。
いくら願望や目標を明確化して、その実現された姿をイメージしても、実現されないのですね。
RASを味方につけ、その力を最大限に発揮するには…。
願望や目標を明確にすると同時に、それを実現する条件を考え、その条件実行を拒否する超自我のルールを減らしていく必要があるんですね。
続きます。はい。